つらい花粉症にレーザー治療が効きます!

花粉症はつらい
hay fever

そろそろ鼻がムズムズする、鼻水が前触れもなくツーと垂れてきた!
そういう花粉症の方も増えているのではないでしょうか?
私も花粉症ホルダーなのでこの時期はスギ花粉のない場所に避難したいなと思いますが現実にそうはいきませんよね。
皆さんは花粉症にどんな治療法をされているでしょうか?

花粉症には3つの治療法があります

(治療法が適応になるかは医師に相談して下さい)

対症投薬療法

一番簡単に始められて単回の料金は安く済みますが、完全に症状がなくなるとは限らず、投薬しないと症状は元に戻ります。

※尚、注射療法でケナコルト等のステロイド注射があります。
1シーズン1回で済むため便利に思えますが、副作用が出た場合に対
処法がなく長期間苦しむため耳鼻学会が反対声明を出しています。
勧められても断った方がよいですよ!

根治療法(アレルギー免疫療法)

根本療法と言うものの全員に効果が表れるわけではありません。
大きく分けて二つの療法があります。

■皮下免疫療法
皮下注射を毎週、数か月継続する必要あり、有効率は6、7割
通院の手間やアナフィラキシーショック等副作用の不安も残る
3割負担で1回の注射が600円程度

■舌下免疫療法(開始期間に注意)
毎日自宅で薬剤投与。6月から年末に開始し1年半以上、
合 計で3~5年間継続することが望ましい
施術後有効率は6、7割。2割の人には効かず
副作用は注射よりは低い
保険適用になったがコストは年間で3万円程度かかる

手術療法

レーザー下鼻甲介粘膜焼灼術
レーザーにより花粉症症状の部位である下鼻甲介粘膜を焼きます
保険適応で1万円ほど。時間は通院で30分程度。
術後数週間、じゅくじゅくしたり大きめの鼻くそが出ます
2月の早い時期ならシーズンに間に合います
比較的長期間である1~3年間の効果が期待できます

私が受けた花粉症レーザー治療体験記

2年前に新宿駅近くの耳鼻咽喉科でレーザー治療を受けました。
そこは土日も診察してますが、看護師さんによるとすさまじく
混むらしいので平日をお勧めします。

本来はカミさんに指摘された睡眠時無呼吸症候群の治療のために
受診したのですが、花粉症もひどいということで咽喉の軟口蓋形
成術と鼻の下鼻甲介粘膜焼灼術の両方を受けました。

今回はレーザー下鼻甲介粘膜焼灼術について書きます。

麻酔は局所麻酔で最初に腕に筋肉注射をします。
その後、口の中にゼリー状に凍らせた麻酔を舌の上に乗せて20分
くらい個室の待機室で待ちます。
診察室に入り理髪店みたいなリクライニング手術台に座ります。
レーザーから目を守るための大きなゴーグル風眼鏡を付けます。

先生は陽気な印象でレーザーの種類を解説してくれます。
使うレーザーは炭酸レーザーで組織の表層近くでほとんど吸収
されるため痛みが少なく出も少ないそうです。
とはいえ自分の細胞を焼くので不快臭いが出る筈ですが、先生が
呼吸するタイミングのかけ声をしてくれるので殆ど匂いません。

鼻の奥が敏感なのか二度ほどチクという痛みがありましたが、お
おむね楽な手術で、あっという間に済みました。
そしてビフォー&アフターの写真を見せてもらい終了です。

その後、痛み止めをもらいましたがたいした痛みはないです。
十日ほどで落ち着き、症状はまったく出なくなりました!

投稿時現在シーズン突入という感じですが、一度手術してしまえば
毎日朝昼晩と辛い症状に悩んだり薬を飲まなきゃと気にするストレ
スもなくなり、多くの人が2~3シーズン花粉症と無縁の生活が送
れるのです。
コスト面でも1年に換算したら5千~3千円ぐらいですし、私は
この花粉症レーザー治療はかなりおススメだと考えています!

情報がお役に立てば幸いです。