池江選手へアドバイスできること

昨日のツィッターで池江選手が白血病とのニュースを知り、びっくり
してしまいました。

白血病については十年ほど前にかなり調べていましたので一般人とし
ては知識はある方です。治療は確かに飛躍的に進歩しているのですが
だからといって外野から軽々に早く復帰してと安易な期待を寄せたり
落胆されるのはプレッシャーを増やすだけなのでやめてほしいです。
特に五輪担当大臣の言葉は池江さんをメダルマシーンのように考えて
おられて心が痛みました。信じられません。

当然病気の細かなタイプまではわかりませんが、もし無菌ルームでの
闘病になった場合の過酷さは筆舌に尽くせないものです。
今までタイムを気にされてきた池江さんは担当医から伝えられる数値
を必要以上に気にしてしまうかもしれません。

そこでこの病気を闘う相手と考えたり、負けないぞと考えるのは少し
対処の方向性が違うと思うのです。

私からアドバイスとしては

勝ち負けではない

例えば向日葵が気持ちを表せるとして、すくすく伸びてきたところ
ちょっと病気にかかった。その時、闘うなんて考えるでしょうか?
自分は太陽を浴びて守られてすくすくと成長するんだと信じるだけ
ではないでしょうか。
自分の生命がより完璧に成長するのだと考え、イメージする。

ネガティブな言葉は使わない

無意識は勝手に私たちに働きかけます。その時、無意識は主語を使
わずに作用するのが大原則なので、ネガティブな言葉はまず自分に
対して影響します。病気に負けない等のセリフは病気ではなく、ま
ず自分に負けを刷り込むので追い払って下さい。
負けるもんかという口癖や、歌手も曲も私は大好きなんですが「負
けないで」は遠慮しましょう。

治った後の笑顔の自分をイメージする

太陽があなたを照らしてポカポカと温かくなるのを感じて下さい。
あなたはパーティー会場にいます。大切な家族や友達や仲間に囲ま
れて歓喜の渦があなたを包んでいます。
その時、あなたは今回のお休みが何を得るためだったかをみんなに
語っているでしょう。

板の間短陸路でメダルを取った時から、あなたは向日葵のようなひと
です。これからもそうあり続けると皆が知ってますよ!

ひまわり