予言が外れまくる理由、パラレルワールド

宇宙を捉える

もしかしたらこの記事を開いた貴方はパラレルワールドって現実に
ありそうだという直感を感じた事があったかもしれません。
しかしながら過去に調べてみたけどその説明はどうも信じきれなか
ったという経験をしていませんか?

三次元にいるための固定観念

実は、地球人類は地球に生まれて物心が付く頃には、この三次元の
物質世界に対して強烈な固定観念を刷り込まれているのです。

すなわち固く確かな物質の存在する感触、そして直線定規のように
しっかりと過去から現在、未来へと刻まれる一方通行の時間感覚。
この三次元限定の絶対法則は外側から見たら気持ち悪いほどで、も
はや信仰と言うべき頑固さで表面意識に染み付いているのです。
この信仰は物質感覚に起因して無限ということを拒否します。

話がややこしくなるので、悪意を持った爬虫類種族が地球人類を支
配するためにこれらを押しつけ洗脳しているんだみたいな陰謀論は
ここでは考えないものとしましょう。

しかし陰謀を抜きにしても、私たち地球人類の意識は物質感覚の有
限さに引きずられて、「この広大な宇宙は知性体ごとに無限通りあ
っても全然困らないんだよ」なんて言われても、そんなの実際にあ
り得ない、到底考えられないとあなたの観念が言い張るのです。

無限個の宇宙を作るにはそれこそ無限の資源が必要じゃないかとか、
そんなことになったらどこかに変な偏りが生まれるでしょとか、矛
盾する事態があちこちで起きてしまい、それが何事もなく収拾でき
る筈がないとか反論するのです。

しかし、真実はこういうことです。
宇宙において三次元プラス時間(空間と時間は等質級ではないので
エルミライカラは四次元とは呼びません)という法則で閉じ込めら
れた世界はまことに矮小な圧縮世界でしかないのです。
実際には五次元以上の宇宙において、無限は当然の基本常識となり
無限の宇宙がいとも簡単に(時間軸はないので)同時に成り立って
いるのです。

昆虫の複眼から覗いた世界

そこにたった70億人しかいなければたった70億個の宇宙が並列
して重なり合って存在しています。

たとえていうならあなたがカメラに千億の素子を持つ複眼レンズを
着けて覗いた時には複眼のひとつひとつに少しずつ細部の違う一人
一人の宇宙70億個が映って見えているような感じです。
次にレンズを広角レンズに交換して眺めると全体はあなたの意識を
反映したあなただけの宇宙ひとつが見えるのです。
宇宙は並列し重なり合って存在していますが、視点をひとつに決め
るとひとつにしか見えない。
これがパラレルワールドの実態になります。

では重なり合ってることで衝突を起こさないのでしょうか?
幼児のあなたがアリスと泥んこ遊びをしているとしましょう。
そこで幼児のあなたは泥団子を持って「いいでしょ、これ」と自慢
します。その時あなたはすでにアリスの反応を自分の思惑で決めて
アリスはそのように振舞ってしまうのです。
ボクの予想だとボクの我儘の通りにアリスが褒めるぞと思えばそう
なるし、この主張は無理かもなとなればアリスに妥協し譲る形をあ
なたが選び取ってあなたの宇宙が更新されます。

これはあなたが五次元の量子的ゆらぎから意識によって選択したも
のがあなたの宇宙の現実になるという原理です。

アリスもアリス本位の思惑でいるので、「それ、私の」と主張して、
それが通ると思えばあなたの宇宙の決定とは別にアリスの宇宙のあ
なたはアリスの望んだように泥団子を譲るし、アリスが今回はあき
らめるしかないと思えばアリスの宇宙がそう更新されるわけです。

五次元では三次元の物質による衝突はもはや起こりません。仮に両
者の思惑が矛盾しても、互いの宇宙で互いに泥団子を手にしてご満
悦という状況が可能なわけです。

争いは起きないのかと問われれば、そもそもあなたが五次元の波動
に適合する段階で三次元の所有欲から争うような低波動の思考は持
ち込めなくなっているのが原則ですから、争いは起きないのです。

五次元の情報は三次元では殆ど確定しない

少し前に未来から来たタイムトラベラーの話が盛り上がりましたが、
私たちの共同的無意識により選択されている宇宙の共有項ではミレ
ニアム問題はナンクルナイサー視されていたので平穏だったわけで
すが、タイターのいた宇宙では大問題とされまるで映画「ターミネ
ーター」ばりに彼はとある旧型パソコンを手に入れる使命を帯びて
派遣されてくるわけです。

釣りネタでなく、本当に彼が五次元のパラレルワールド経由でタイ
ムトラベルしてきたなら三次元で違う過去に出くわすのはパラレル
ワールドが量子のゆらぎから意識によって創出されている原理から
して当然よくある、あるある話なわけです。

また殆どの予言が見事に外れまくってますが、五次元にアクセスし
て得た情報は量子ゆらぎの中の一例にしか過ぎず、三次元ではその
通りに確定しないことの方が多いのは至極当然の事なのです。
彼らは必ずしもデタラメを言ってるのではなく、凄まじい集中力を
発揮して脂汗タラタラ、心臓バクバクで未来の真実を予見したと信
じて発表している人もきっといるはずです。
しかし残念なことに彼も彼の話を聞く者もこの量子ゆらぎと意識に
よるパラレルワールド創出原理を知らないでいるのです。

三次元ではなじみが薄いパラレルワールドについて、少しは納得し
ていただけたら幸いです。

競輪競馬場の近くでやつれた顔の男に「俺、タイムマシンで結果見
てきたからよ、一万円で教えてやるよ」と囁かれても話は百万分の
一ぐらいに聞き流しておかねばなりません。