低コスパWordPressサーバー比較

2024年3月31日

コーヒーブレイク

WordPressの様々なメリット

最近はブログをWordPressで始める人や、また無料ブログからWord
Pressに乗り換えてる方が多いみたいですね。

かくいう私も旧タイプのホームページからWordPressに換えようと
思い立ち、使ってた格安レンタルサーバーをWordPressの必要条件
を満たしてくれるサーバーに乗り換えました。そしてSSL導入の
問題もあるので記事もまっさらから書き始めたんですよ。

無料ブログにもいいところはあります。比較的簡単に同じブログ仲
間と交流できてアクセスがそこそこ取れますね。しかし著作権をブ
ログ側が握ったり、サービスが突然終わったら築き上げたものが消
滅しかねません。もちろんバックアップは取れるでしょうが、常連
のアクセスが途切れてしまうのは残念ですし勿体ないです。

また旧タイプのホームページだと自分なりにカスタマイズできる範
囲が非常に広いのですが、いったん形が出来るとそれっきりでセキ
ュリティー対策の更新なんてしないまま放置してました。

そこで前から名前は知ってたWordPressにして心機一転しようと決
めたのです。
WordPressには次のようなメリットがあります。

基本本体は無料で継続運用可能。
SEOに関する問題をパッケージやプラグインで対策できる。
セキュリティー問題もパッケージやプラグインで対策できる。
見た目もテンプレート導入で比較的簡単にレベルアップ。
さらに有料テンプレートならプロ級のデザインで発信できる。

なおかつネットでブログをするなら検索最大手Googleの推奨する形
を採用した方が良いに決まってます。

最低限必要なもの

WordPress こちらは無料ですね。

WordPress用テンプレート 無料or有料

Googleのアカウント 無料 必須ですね。

ネット接続環境 料金それなり

無料Wi-Fiは危険なので使わないべき

パソコン

(スマホでも編集可能かもしれませんが、広い画面の方が作業が
楽だと思います。中古ノートPCでもOK)

FTPソフト、圧縮解凍ソフト、編集ソフト

レンタルサーバー

ドメイン 

ドメインはレンタルサーバー標準でも使えないわけではないのです
が、Googleがあなた独自のドメインを推奨しているので有料の独自
ドメインを用意した方がよいですね。

コスト重視WordPressサーバーの必須条件

コスト重視とはいえ最低限以上のスペックは満たしておきたいです
よね、以下にまとめてみます。

マルチドメイン 

ドメインがひとつだけだと、仮に将来余裕ができたからもうひとつ
運営しようという時にまた新たにレンタルしなければならず、もっ
たいないです。コストが気にならなければ欲張った方がいいのかも。
もちろん量産型サイトはGoogleが評価を下げるでしょうからそこま
でする必要はないですが。

十分な容量

最近はHDDより速いSSDが人気みたいですが、動画など重たい
ファイルが少ないなら10GBぐらいでもいけそうです。

データベース 

WordPressはMySQL必須。MySQLがなければWordPressはインストール
できないということです。
WordPressの仕様としてはMySQL一個でも複数サイトを運営できるみ
たいなのですが、素人考えでもデータベースの読み込み速度が落ち
そうで気が進みません。

十分な転送量 

動画中心でなければ1日50GBぐらいでも余裕ありそうです。
月単位表示になっているところもあるので要注意です。
アクセス集中で503エラーなんて逆に憧れますね(笑)

無料SSL

無料SSLでよく聞くのはLet’s Encryptですが、これは

Let’s Encrypt(レッツ・エンクリプト)は、2016年4月に正式に開
始された認証局である

Let’s Encryptは、すべてのWebサーバへの接続を暗号化することを
目指したプロジェクトである。
Let’s Encrypt Wikipedia より

ドメイン認証ではありますが通信が暗号化されて信頼度が高まるの
でGoogleが推奨しているわけです。

もしSSLが導入されていないページをGoogleのChromeで閲覧する
と【保護されていない通信】の表示がURL横に出てしまい閲覧者
に悪い印象を与えてしまいますし、Googleからのサイト評価も下が
ると思われます。

ショッピングカートを置くサイトなら審査が厳格な有料SSLを使
って信頼をアピールすべきでしょうが、個人運営のWordPressなら
無料SSLでもよいかと思われます。

またSSLは後から導入すると細かいリンクの訂正等が多くなり大
変な作業になりそうなので、投稿のない段階で導入すべきです。

無料バックアップ 

これがあると有難いです。なにせ人間の、いえ私のやることですの
でなんかの弾みにデータをぶっ飛ばすこともあります。そこまでい
かなくても、変なデータが入ってしまって昨日にタイムマシンで戻
ったら楽だという時にすごく重宝します!(実感!!!)

低コスパということで500円程までのレンタルサーバーの比較を
表にまとめてみました。いずれも無料SSL完備。

低コスパで快適サーバー比較表

(価格下段は初期費用、背景グレーは残念、イエローは高印象です)

サーバー プラン 上段月額 ドメイン 容量 無料SSL バックアップ
初期費用 MySQL 転送量
バリューサーバー まるっと 137円 ドメイン5個 25GB ×
無料 MySQL1個 150GB/月
エコ 183円 ドメイン25個 200GB ×
1000円 MySQL1個 150GB/月
スタンダード 366円 ドメイン無制限 400GB ×
2000円 MySQL無制限 300GB/月
↑バリューサーバー「まるっと」プランは魅力ですね。安いドメインと組めば年額2000円以下で始められます。WHOIS代行が有料のところもありますがここは無料なので安心!高機能・高速レンタルサーバー
さくらのレンタルサーバ ライト 129円 ドメイン20個 100GB 無料
スタンダード 425円 ドメイン200個 300GB 無料
  プレミアム 900円 ドメイン300個 400GB 無料
↑先日の胆振東部地震大停電でも稼働を継続して名を上げたさくらのサーバー。WordPressが使えるのはスタンダードからになります。さくらのレンタルサーバ スタンダードのお申込みはこちら(公式ページ)
サーバー プラン 月額 ドメイン 容量 無料SSL バックアップ
初期費用 MySQL 転送量
リトルサーバー ミニ 150円 ドメイン無制限 20GB 無料
1012円 MySQL3個 30GB/日
ワード 195円 ドメイン無制限 30GB 無料
1012円 MySQL5個 45GB/日
リトル 250円 ドメイン無制限 60GB 無料
1012円 MySQL10個 90GB/日
ビッグ 430円 ドメイン無制限 120GB 無料
1012円 MySQL50個 180GB/日
↑後発組ですがその分他社を研究しくした仕様でお得な価格設定になってますね。問い合わせしたらデータセンターも国内でした。
安価で快適に・・リトルサーバー
ロリポップ エコノミー 99円 ドメイン50個 120GB 300円/月
0円 WordPress不可 40GB/日
ライト 220円 ドメイン200個 350GB 300円/月
0円 MySQL1個 60GB/日
スタンダード 440円 ドメイン300個 450GB 300円/月
0円 MySQL30個 100GB/日
↑格安サーバーの草分けで使った私も好印象を持ってます。ロリポップは商業カート等の多彩なサービスも魅力です。WordPressが使えるのはライトより上のプラン。ロリポップ

他にも気をつけたいポイントは
サポート対応が早い → 重要です
国内データセンター → 海外ではやや不安
昼、夕方のネット混雑時間帯の表示レスポンス

こちらはお試し期間などに実際に確かめておくとよいでしょう。

お役に立てれば幸いです。

ご精読、ありがとうございました!