コンタクトレンズを始める注意点

コンタクトレンズ春の新生活とともにコンタクトレンズを始めようと思っている方も
多いでしょう。そこでコンタクト歴〇ン年の私が初めてのコンタク
トレンズの買い方、装着時の注意点、毎朝清潔に素早く装着する技
をご紹介します。

最初、販売店、眼科どちらに相談するの?

コンタクトレンズを買うには、販売店に行くか、眼科医に行くかの
二つの入り口があります。どちらから相談しても結局、販売店だけ
では処方箋が出せないし、眼科医は販売までは手掛けないので、結
局両方に出向く必要があります。
ただ予算やレンズの機能などの希望があればそちらをネット等で調
べて製品の取り扱いがある店を選んで行った方がよいでしょう。
眼科医から相談を始めると提携してる店では製品の取り扱いがない
ということもありえます。
販売店ではすぐ側に眼科医があるケースが多いのでそれほど面倒で
はないと思います。

検査はいくつかあります

器械による視力検査、乱視検査、眼のふくらみ具合であるカーブ検
査が行われ眼科医による暗い状態での眼底検査、空気を吹きつけて
のドライアイ検査などが行われます。

眼科医では特にドライアイがチェックポイントになります。
人間の眼は泣いてない時でも常に涙が表面を流れて守っています。
その表面をレンズで覆ってしまうわれですが、わずかな隙間がある
のでドライアイでなければ裸眼の時と同様に涙が流れて表面を守っ
てくれます。

しかしドライアイだとレンズと眼の表面が直接接触して眼に傷がつ
いてしまうのです。痛みを伴うこともあるし黴菌が侵入してさらに
ひどい炎症に進む可能性もあります。
つまりドライアイがあるとコンタクトレンズは向かないとなります。

コンタクトレンズをつけて調整

販売店に戻りコンタクトレンズを実際につけて微調整します。
最初は店によって担当者が入れてくれる場合と自分で入れさせる場
合があると思います。

仮にレンズを入れたら、さらに椅子にかけて離れた視力検査表を見
て実際の視力を調整します。この時、さらに眼鏡をかけてレンズを
足したり引いたりして、いい感じ!になったら、しばらく手元の冊
子を読まされたりして疲れすぎないかもみます。

度数を細かいところまで合わせすぎると視神経を酷使して疲労する
のでその手前にするのが賢明なのです。
この度数でよいと決定すると在庫があればその場で使用方法の説明
とつけ方の練習があります。

レンズ装着のポイント

まず手を洗いますが石鹸を付けすぎないよう、石鹸成分を洗い残さ
ないように気をつけてください。
そして指の腹の中央にレンズの底の中央を乗るように反対の指で運
びます。この時、私はつける目と反対の手の指に乗せて入れるよう
にしています。
両方、利き手の指でいいだろうと思われるかもしれませんが、ごく
ごくたまに寝ぼけて片方に二個はめてしまうというおバカさんが約
一名いるのですよ(笑)

指の腹に乗せる時、チューブ容器で保存液を垂らすように教わるか
もしれません。
初心者はたっぷり入れれば痛くないだろうと思ってしまいますが、
レンズに保存液がいっぱいたまってると装着しにくいです。保存液
のせいでなかなかレンズと角膜が密着しないため浮いてはまりにく
いという事態を起こすからです。
液は一滴で十分で追加は要りません。
忙しい店の担当は悪戦苦闘してる貴方のレンズの中まで細かく見て
くれる暇はないと思いますからここはポイントです。

家で使い出したら

最初は短い装用時間で徐々に伸ばしていくのが基本ですが、
長時間につけない方が目の健康によいです。。
注意したいのはレンズをつけたままの寝落ちです。
ひとによってはレンズが貼り付き激痛で目覚める場合もあります。
絶対に無理に剥がさず目薬を差して水分が行き渡るのを待ってくだ
さい。
是非コンタクトレンズを正しく使って新鮮な発見をしてください!