それ、ハイヤーセルフに聞いてみよう


 

1ハイヤーセルフとは

ハイヤーセルフとはいったいどういう存在なのでしょう?
ハイヤーセルフの概念は、精神的または形而上学的なものであり、意識、エゴ、および肉体を超えた神聖な自己または高位の魂と考えられることもあります。
またハイヤーセルフは、私たちの直感、内なる知恵、創造性、および霊的な導きの源とも考えられています。

自分の延長にせよ、独立した存在にせよ、それは誰よりも貴方に密接に繋がっていて、貴方の秘密も全て知っていますが、それを問題視したり軽蔑する態度は一点もなく、貴方を守り、よりよい貴方に導くために寄り添ってくれる貴重な存在といえそうです。

それは通常の意識の平面より高い位置にあって俯瞰してくれており、私達の意識の囚われを超越していたり盲点なども見通せるため貴重な助言を得られることが多いようです。
ハイヤーセルフは普遍的な意識または、宇宙のソースである創造主、神とつながっていると考える人もいます。

またハイヤーセルフを独立した実体や人格と捉えるのではなく、自分の一部のように考えている人もいるようです。

 

2ハイヤーセルフ、あるいは守護霊の働き

貴方はハイヤーセルフの導きをどれぐらい役立てていますか?

実際にハイヤーセルフを意識している人はどれぐらいいるでしょう。
単語の成り立ちからして英語圏の言葉ですから、日本だと聞いたことはあるけれど、自分のハイヤーセルフを意識している人は半数もいなさそうです。
とはいっても日本語でも守護霊という類語がありますね。
こちらなら意識されてる方はわりと多いように思われます。
そしてそもそもこの単語の正確な定義などないわけですからハイヤーセルフと守護霊は同じものに含めても問題ないといえそうです。それでは収まりがつかないという心配症の方は、ハイヤーセルフは守護霊に従属するので、答えは同じになると理解して下さい。

ハイヤーセルフ(または守護霊)を意識してないからといって意識しない人にはハイヤーセルフ(または守護霊)がついてないなんて、差別的なことはなくて、一人に必ず一人以上のハイヤーセルフ(または守護霊)が寄り添っているようです。

ハイヤーセルフ(または守護霊)は貴方のために時々、あるいは毎日のようにいろんな導きや警告をしてくれています。

たとえば貴方が事故や災害などの危難に遭わないように警告を出したりしています。
それがハイヤーセルフ(または守護霊)の役目ですからね。
ところが、受け取る貴方の態度が科学的思考に毒されていると、超越的なハイヤーセルフが警告してくれているのに、それを偶然や雑音事象としてゴミ箱に放り込んでしまい結果として全く気付けないで災難に遭うという事がよく起こります。

その日に限って忘れ物をして家に戻り、そのため大事な会議に遅刻してしまったケースがあるとして、貴方はどう考えますか?

おそらく多くの方は忘れ物に対して腹を立てたり、左脳思考で真の犯人は昨晩の酒だと決めつけたりしますが、実はハイヤーセルフが貴方がいつも通りのタイミングで行動してたら遭ってしまう事故を避けるために、タイミングをずらそうとわざと忘れ物をさせてくれた可能性もあり得ます。その場合貴方は警告に全く気付けてません。

すると苦情を言う方も現れるかもしれません。
そんなのに気付けっと言っても無理だし、そもそも事故に遭うかどうか予測出来ないじゃないか。

こういうクレーマー気質の方の意見を振り返っても、いかに的外れな左脳思考を捨てて全てに対して感謝する、忘れ物に対しても感謝するのが結果的に自分にとって最善なのだとわかりますね。

それではもっとはっきりとハイヤーセルフ(または守護霊)のメッセージを受け取るにはどうしたらよいのでしょうか?

 

3ハイヤーセルフと対話する方法

 

ハイヤーセルフと対話する方法はいくつかあります。

 

1瞑想して対話する

瞑想は、心を静め、ハイヤーセルフとつながるための強力な方法です。
静寂の中で、呼吸に集中し、雑念思考が生じても判断せずに通過させながら時間を過ごす。その過程でハイヤーセルフに質問を投げかけます。
答えがすぐに返るとは限りませんが、そこから内面に浮かぶ洞察が答えのヒントになることも多いです。

 

2日記を書く

日記を書くことは、ハイヤーセルフと対話するための有用なツールになります。まず、ハイヤーセルフとつながる意図を明確に書き出し、質問を書き出しておきます。
次に答えを得る段階で、心に浮かんだことを何でも書き留める。日常でおやっと思ったことや、もしかしてこれが答えなのかという事を書き留めてゆくのです。
あなたは、そこから得られる洞察やガイダンスに驚くかもしれません。

 

3ドリームワーク

枕元にメモ帳を用意し睡眠中に見る夢に注意を払い、すぐにメモをとる。
最初のうちは夢を覚えておくのも大変ですが、自分は覚えてメモするのだと毎晩宣言してると次第にメモがとれるようになります。
ハイヤーセルフは、夢を通してあなたとコミュニケーションをとり、あなたの人生の道や目的についてガイダンスを与えてくれるかもしれません。

 

4自動書記

日記を書くのと似ていますが、質問を書き出して、思いつくままに答えを書き出してゆきます。それが現実に有効かなどと判断せずにどんどん質問を書いてはどんどん答えを書き連ねます。
すると、いつのまにか手が勝手に答えを書き出す瞬間が訪れるかもしれません。

 

一般的でないものなら実際にはもっと方法があります。テレパシーのように問いかけて答えを聞くというのも可能かもしれません。危難を避けるために声が聞こえたという話をマリーさんも紹介してました。
ただ一文の形で答えをもらうのは、危難の場合以外には難しいように思えます。
そこで比較的簡単に答えが得られる振り子(ペンデュラム)による方法を紹介します。
 

4振り子(ペンデュラム)で聞く

振り子で聞く場合、ハイヤーセルフ(または守護霊)からのは答えはYES NOの二択で返ります。
二択じゃメッセージとして足りないと思われるかもしれませんが、こちらから質問を重ねて深めていけば貴重な助言を引き出すことが可能になります。
ですので是非お勧めしたいと思います。このやり方に慣れてしまえば文章を聞き取り、書き取りする方法に比べてずっと楽なのも利点です。

 

類似したYES NOの二択方法もいくつかあります。
ひとつはОリングテストというものです。指でО型を作って交差させ質問して引っ張ると外れたり、外れなかったりで答えが得られます。医師の方で薬の適応や効果などを判定する時に使う例がありました。
プラ製の器具もありますが精度は落ちるようです。

あとふたまわり大型になりますがダウジングロッドというのもあります。これは古くから水脈をみつけるためなどで実際に海外で使われていたようで今でも使われてるそうです。日本でも漏水を見つけるために水道局の方が使ってた例がありました。
これも質問をしてYES NOをロッドが閉じる、開くで答えが返るものです。

勘のいい方はこれらの方法は無意識が不随意筋を動かすのに委ねているのだと察するでしょう。
現実はすでに量子の分野に入っており科学的な判断、左脳的な論理では推し量れないものなのです。ノーベル経済学者が投資運用会社を運営したところあっという間に倒産したのは有名な話です。
科学とは地球でしか通用しない仮定にすぎず、実際には様々なレベルの集合意識の積み上がりが現実を創造しているのです。
そこでこれらの判定方法は個人的専門家的表面意識の浅はかな判断を排除したところで、集合意識を俯瞰できる無意識や高次意識に答えを求めようという仕掛けなのです。

 

振り子(ペンデュラム)で聞く手順

五円玉に糸を通したのでいいですかと聞かれたら、ウーン、糸じゃ耐久性はどうでしょう。それに糸は細すぎるので糸自体が捻じり巻かれてその戻りによる想定外の回転が起きますね。
ちゃんとした製品でもさほど高くないのでそれを使ってください。ずっと何十年も使えますからね。そして自分の持ちやすいところで鎖に結び目を作り、常にその長さで持つようにします。

 

1準備編

まず前提として肘を机に付けてぶれないようにします。
次に間違えようがない質問をして振り子の動きを見ます。
例えば私の肉体は男です、女ですという質問です。
すると振り子は右(時計)回り、または左(反時計)回りに回りだします。この方向があなたのYESの回転方向だとわかります。
この右(時計)回りがYESか、左(反時計)回りがYESかはその個人によって違います。


決まってないのと不思議に思うかもしれませんが、そこで実験として透明なシートにマジックで時計回りに矢印を描いてください。
完成したら今度はそれを頭の高さまで上げて下から覗くとどうですか?
時計回りは反時計回りになっています。
つまり視線の向け方で回転方向の認識は逆転するので、個人差が生まれるのだと私は考えてます。

 

さて、振り子を持って聞いてみてください。
その気になると自分の意志によって回すのが可能ですが、それは決してしないでください。
振り子は守護霊がハイヤーセルフが答えるためだけの道具だと決定してください。

わずかでも自分の意志と無関係に動き出すところを答えとみます。
すると少しで動き出すと百%確実にその方向で答えが決まるように動き続けます。
微妙な問題だと自分の念で期待方向に回りだすかもしれませんが、それは自分で気付ける筈です。その場合は冷静さを保ち見つめると逆回転が起きるようになります。この逆転が出るようになれば、練習が最終段階に来て使い物になりそうだと考えて下さい。

 

2実践編

それでは気になることを聞いてみましょう。
あくまでも振り子が答えるのではなく、振り子を通して守護霊さまやハイヤーセルフが答えてくれるのだという点を心に収めて聞いてください。
当然のことながら、答えを試すような問いは禁止です。天気予報とどちらが当たるなんて問い自体が冒涜というものです。
また残念ながらギャンブルの質問は期待するようには当たりません。
真剣に自分が教えてほしいと思う質問をすることです。
最初のうちは質問を紙に書いて明確化してもよいでしょう。

 

振り子が止まっているところに、質問を投げかけると小さく動き出しある程度の速さで回転します。
答えがわかったら「ありがとうございます」と話しかけて回転を止めます。
慣れてくれば回転が止まらないうちに次の質問をして、それが逆の答えの場合は目の前でゆったりと回転が逆転してゆくのを見ることが出来ます。

 

私が毎朝、聞くのは今日シェディングに遭うか、イベルは必要かという健康関連です。
あとよく聞くのは食品が安全かどうかです。
これは手に持つ振り子では難しいですが、私はスーパーなどで食品を手に取ったら、応用の脳内振り子で「これは食べて大丈夫か、教えて下さい。3、2、1」と問いかけます。
脳内振り子というのは瞼を閉じて円弧のゲージをイメージし目盛りが半円以上に達するか否かで判定します。
それで NOになった場合、裏返して成分表記を見ると危険な合成物質が入ってることが殆どです。
チキンの照り焼きや豆乳で聞いたらだめと答えが来てアセスルファム君が入ってて驚きました。

 

ルーティンになっている出勤なども一応毎朝、尋ねた方がよいでしょう。
稀に事故に巻き込まれる場合もあり得ます。仮に出勤してはだめという答えを貰った場合は念のため遅れて行けばよいかとか、別の交通手段ならよいかと質問を重ねるのがよいでしょう。
それでもだめと出るなら勤務先でまずいことが起きるのかもしれません。
行った場合の事は不可知でも行かないでよかったと考えるのがハイヤーセルフとの付き合い方です。
事故に遭って命が助かり、ほら見なさい、ご本尊のおかげだというのがカルト宗教の洗脳法です。本物なら最初から事故に遭わないように守ってくれるのです。

 

いずれにしてもYES NOだけで答えを貰う振り子は気軽にハイヤーセルフ、守護霊さまと対話出来る便利なツールです。是非、上手に振り子を使って対話が日常的になれば、ハイヤーセルフ、守護霊さまの方もこいつは熱心だから特別目をかけてやろうという気になり、直接声で指導されるようになると思います。

今回もご精読ありがとうございました。