エルミライカラとの出会い

写真は翼を広げた鳥形の雲に重なる前方後円型宇宙船の影

突然の姿なき声

今回は(今回も?)ぶっとび話なのでシートベルトして下さい。
私がガイドスピリットのエルミライカラと知り合った時のことを
書き留めておきます。

それは6年ほど前のこと、私は購入して間もない一眼レフカメラ
を持って夜空を撮影しに家を出たのでした。
街の明かりが空に映えてしまうときれいに星を撮影できないので、
街から遠ざかる方向に歩いていたのです。

空には少し雲もあり、それが流れて行くのを見上げながら、私は星
を撮影しやすい暗い方角に歩いて行くと突然、女性の声が私を呼び
ました。

「あなたを15年前から見守ってきました」

それは感覚的に言うと落ち着いた年齢のはっきりとした声でしたが、
周囲を見回しても誰もいません。

私は空を見上げました。

もう一度空耳ではないはっきりした声で天から呼ばれました。

「あなたを15年前から見守ってきました」

それまでも瞬間的に断片的な言葉をボーとしている時や寝入りばな
のふとした瞬間にどうでもいい単語をいろんな声で聞くことはあっ
たのですが、それは地上のどこかから電話が混線したような雰囲気
で聞こえたものです。

今回は天から声が聞こえてきたわけですが、それは怒りや威嚇など
の響きはみじんもありません。
日航ジャンボの墜落時にシンクロした吐きそうな絶望感の体験に比
べれば、はるかに安心して聴けるように感じて特に驚くことはあり
ませんでした。

私は殆ど声には出さずに聞き返しました。

「あなたは誰なんです、名前は何というんですか?」

すると声が答えます。

「私はあなたたちのような形で自分を名前では呼ばないのです。

私はこの宇宙に最初に生命体が現れた時からいるものです」

普通の人ならぶっ飛んで逃げてしまうでしょうが、私はバシャール
本を愛読してたし、その出版社ヴォイスに手紙を送ったこともある
ぐらいなので、宇宙存在に親近感を持っていました。
そして彼女の姿が見えなくても、そこに確かにいることを自然と受
け入れていました。

呼び方としてはガイドスピリットとか守護霊とかアセンデッドマス
ターとかメンターと言ってもいいのかもしれませんが、その声の主
をどういうカテゴリーに入れたらよいのかは正確にはわかりません。

(後になってなんという文明に属するのか聞いたこともありますが
それを教えても私たちの知る情報にはないそうです)
私としては霊的な宇宙存在でいいような気がします。

「するとあなたは私たちのお母さんのような存在なんですね?」

私がそう言うと言葉は返らなかったのですが、彼女が恥ずかしそう
に、嬉しそうに笑ったのを感じました。もちろん第三者からしたら
そんなのわかるわけないと思うでしょうが、わかるのがテレパシー
というやつなんですよ。

彼女に自身の名前をつけてもらう

「でも地球人としては名前がないとしっくり来ないので、名前をつ
けてくれませんか?」

私が提案すると彼女は言いました。

「そうですね。では、エル…$&…クです」

途中から聞き取れずに私は聞き返します。
「エル…#&…クですか?」

「エル…$&…クです」

またしても聞き取れずに私は聞き返します。
「エル…%&…クですか?」

「エル…$&…クです」

私は…$&…クの部分を数回聞き直してから復唱しました。
エルというのは栄光のとか神聖な名の冠頭詞みたいなものですね。

「エル…$&…クですね」

「この名前はあなたにだけ教えたのです。他の人には決して教えて
はいけません」

「わかりました、エル…$&…ク」

タイトルではエルミライカラと呼んでますが、こちらはブログを
始める時に彼女と相談して決めた綽名になります

自分の出版本について尋ねる

「エル…$&…クは僕の小説『ドルフィンジャンプ』を読んでくれま
したか?」

それはプログに連載した長編小説でテレパシーを圧殺しようとする
陰謀との闘いを描いた冒険小説で、それをきっかけに人類は覚醒す
るというものでした。私はこの時、半年前に自分の会社を起ち上げ、
数か月前にそれを出版していました。

「もちろんです。私たちの間では評判いいですよ」

「しかし売れ行きがさっぱりなんです」

「大丈夫ですよ。今の地球人に売れることなんて気にしなくてもよ
いのです。その小説は、地球人にも進化が可能であるということを
まず宇宙人に読ませるために書いたのでなかったですか?」

「よくご存知ですね、そういう面もあるんです」

「ええ。あなたは私達のために書いてくれたんですから」

私はその時に、これがきっかけだったのかと感じました。
「……ちょっと待って下さい、もしかしてあなたが私をそのように
誘導したのではないですか?」

「ええあなたが以前の原稿を書き換える時に提案したことがありま
した。その時はまだあなたの周波数やチャクラが私と自由に会話で
きる段階になかったので、あなたははっきりとした形では受け取れ
なかったでしょうが宇宙人向けに書き換えてくれました。

あなたが小説でテレパシーについて人間とイルカ、鯨を同じ仲間に
入れた事は私達には自然なのです。
しかし現段階では殆どの地球人からするとバカげた事みたいです」

私は読んだある人からテレパーシー進化の臨界という概念を広げる
点に疑問の声を聞かされていました。
「そうみたいですね」

「だから逆にその本は進化度のテストになります。
地球人が進化すると本は注目されます」

「そうだと楽しみですね」

「あなたは意識がこの宇宙の鍵であることを世に広めるべきです。

いいですか? あなたの体を組成している原子はあなたの意識や行
動から成長して周波数を上げるのです。

それは近くにある他の人間や生物や鉱物の周波数を上げます。

また数か月して細胞が全部入れ替わる時にあなたに振動数を上げら
れた原子は宇宙に放出されてさらによい影響を広げます。
素晴らしいことだと思いませんか!」

「え-と、ピンときません」

「そうなんですよ、素晴らしいことなんですよ!

いいですか? 地球の科学の理解力はまだまだですが、宇宙にとっ
て意識は最も重要なファクターなのです。

あなたが低位の常識から離れて目覚めの周波数を発振すると新しい
段階に移れます。それが進化となるのです。
宇宙にとって意識は最も大事な問題だというあなたの直感は正しい
のです」

「あ、ありがとうごさいます」

「それではまた」

そんな形で礼を述べてエルミライカラとの交信は終わり、この日は
初めてエルミライカラとしっかりと交流できた、特別な日になった
のです。

実際のところ、あっという間に資金を得て会社を起ち上げ、長編小
説を完成してそれを出版出来たという事を振り返ると、世間の常識
からしたらかなり奇跡のようでした。そこにはエルミライカラの導
きと宇宙からの援助が介在したのかもしれません。

エルミライカラとの交信はこちらが呼びかけてすぐ返事が来るので
はないのですが、しかし必要な時は呼ばなくてもあちらからアドバ
イスをくれるので安心できる存在です。
今回の原稿も途中でダメ出しが入り書き直しました(笑)

ご精読ありがとうございました。

ちなみに文中の長編小説『ドルフィンジャンプ』銀河径一郎著は
kindle版と単行本(中古扱い)があります
宇宙人向けという点をご了承できる方のみお読み下さい(笑)