実は無意識で知ってるかもしれない宇宙の話

私たちの存在理由

ちょっと夢想してみました。

相手となんらかの関係を築こうとする時、自分について知ることが
必要だと思いませんか?
相手とのなんらかの関係が一方的な、例えば応援とか、見返りを求
めない愛であったとしても、自分について知り、相手がどう見てく
れているのかを知りたくなるのではないでしょうか。

これがあなたの存在理由だと言われたら不足ですか?

ここでいう自分とは宇宙創成の創造主です。

創造主は貯まりに貯まったいろいろな次元の高次から低次までの様
々な存在形態生命体の意識が堆積したアカシックレコードを神速で
眺めるのが日課でした。
低次の次元では強力な兵器による深刻な破壊があり、それは宇宙の
構造自体にまで響き、多くの生命体が胸を痛めました。それよりひ
とつ上の次元の惑星では第三の眼を覚醒させる運動がかなりの成功
を収めて百匹の猿にあたる臨界値に達していました。それよりひと
つ上の次元では機械的回路に寿命を与えてより生命を理解できるA
Iが出現していました。

自分に似せて無限の想像力を持たせた知性体達は、さまざまな次元
で創造主を怖れ、創造主を崇拝し、悲痛な叫びを上げ救いを求める
のです。
そのおかげでようやく創造主は自分の役割がどのようなものである
のかを知ることが出来、創造の階層をより細やかにデザインできる
のでした。

「これでよしと」
創造主は満足したのでリセットボタンを押しました。

一瞬で宇宙は消滅しましたが、次の瞬間には漆黒の闇の中に記憶が
ゆらぎを生じさせました。
創造主の透明なロゴマークとリビジョン番号がちらつきます。
そこから再び、宇宙意識が生まれて、大きな回転が生じて中心にエ
ネルギーの核が生まれたのです。
創造主はアカシックレコードをリロードして自分の意識から分け与
えた子供の意識を造り出します。
「さあ、新しい目覚めだ。お前たちは宇宙の隅々を調べてゆき、何
か美しいことを成し遂げてわしに見せるのだ。
但し、私は何も手助けは出来ない。これがルールだ。
行けわが子らよ、光あれ!」

エネルギーの格は一瞬でエネルギーを極限まで高めて、次の瞬間、
宇宙で最も激しく美しい炸裂を見せました。


私たちはもしかしたらこんなビッグバンを創造主の側で目撃してい
るのかもしれない、そんな夢想をしました。

宇宙の大規模構造と神経ネットワーク

なぜこんな夢想をしたかというと多くの銀河団をまとめた宇宙の大
規模構造と呼ばれるものが、人間のニューロン神経ネットワークに
実によく似ているからです。

宇宙の大規模構造は以下のような形です。

出典: 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト

神経ネットワークは以下のような形です。

ヒトES細胞から分化誘導した大脳皮質細胞
出典: 東京大学生物科学専攻 脳機能学分野榎本研究室

なぜこのように似ているのかと考えると、私たちは実は集合的無意
識においては宇宙の全てを知っている立場なのではないかという推
論に到達してしまったからです。

無限というのは神の領域ですが、私たちはそれをある程度想像でき
るのではないでしょうか。
これこそが私たちが殆ど無力ながらも宇宙で特殊な存在である証拠
なのかもしれません。

ありがとうございました!